2008年6月29日日曜日

観た映画:NEXT -ネクスト-

映画『NEXT-ネクスト-』 - シネマトゥデイ

観る前は、「どうせ原作のことなんか考えてないんだろうな。でもニコラス映画だし、ゴールデンウィークだし。馬鹿映画みるか」てな具合だったけど、予想外に楽しめた。いや、確かに原作とは全然違ったものになってたんだけど、ところどころでツボは押さえてるし(戦艦の中での平行した存在はそういう事なんだろうな、と)。

落ちでガッカリさせられるかと一瞬思ったけど、その上で、主人公は恋人を囮にするという決断をしたのだと理解。なるほど。いいかも。

観た映画:クローバーフィールド

映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』 - シネマトゥデイ

町山智浩のアメリカ映画特電でずいぶん持ち上げていたので、期待して観に行った。HAKAISHAとか軍隊が出てくるシーンは確かに良くできて出来てた。けど、お話は中身ないなぁと。町山氏もストーリーには触れてなかったな、そういえば。

十分楽しめたし、ゴールデンウィークに見る映画としては最適だけど、テレビでやっててももう見ないかな。

読んだ本:時間は実在するか

むむ、難しい。

実在と非実在の定義や、マクタガート、反マクタガートの考えが丁寧に説明されているので話は追えるのだけど、説明を消化するのでいっぱいで、自分なりの解釈とか発展までにいたらない。ちょっと本を読んだくらいでは不十分ってことか。

終盤の著者の考え方の説明は、急に文章がかわって、熱意は伝わるのだけど、それまでの丁寧な説明ではなくまくし立てられた感じ。学生の時だったら、もう少し時間をかけて他の文献も見てみたいテーマではあるけど。

とても興味をそそられる内容ではあったけど、
門外漢でも、もう少し俯瞰的に楽しめる解説であるといいな。

2008年5月14日水曜日

読んだ本:ダーウィンの使者〈上〉〈下〉




決着のつかない終わり方とか引っかかるところはあるのだけど、やっぱりグレッグベアおもしろい。出版時の書評が気になって読んでなかったけど、気にしなきゃよかった。

お話としては火星転移の方が面白かったかもしれない。強い女性が悩みながらも組織を動かすところを、詳細に書いてるのは一緒。
本作は、テーマが生殖と進化だからかリアル。

そういえば神霊狩りで、自己増殖を許した研究員のことを「ブラッドミュージックね」と言ってた。

2008年3月24日月曜日

読んだ本:世界の中心で愛を叫んだけもの

表題作以外はわかりやすいし、どの話もよく練れているし、「少年と犬」なんてとてもおもしろいのだけど。。。なんか、言葉が多すぎて白けるというか、作者のオレ様ぶりが匂ってしまって残念。日本人にはなかなか受けないんでは。

読んだ本:20世紀SF〈4〉1970年代―接続された女

またまたこのシリーズ。

  • ☆☆☆☆「接続された女」 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
  • ☆☆「デス博士の島その他の物語」 ジーン・ウルフ
  • ☆☆「変革の時」ジョアンナ・ラス
  • ☆☆「アカシア種子文書の著者をめぐる考察ほか、『動物言語学会誌』からの抜粋」アーシュラ・K・グィン
  • ☆☆☆☆「逆行の夏」ジョン・ヴァーリー
  • ☆☆☆☆「情けを分かつ者たちの館」マイクル・ビショップ
  • ☆☆☆「限りなき夏」クリストファー・プリースト
  • ☆☆☆「洞察鏡奇譚」バリントン・J・ベイリー
  • ☆☆「空」R・A・ラファティ
  • ☆☆「あの飛行船をつかまえろ」フリッツ・ライバー
  • ☆☆☆☆「七たび戒めん、人を殺めるなかれと」ジョージ・R・R・マーティン 

このシリーズの1980年代の方が、話にバリエーションがあるのだけど、70年代の方が記憶に残る話がおおい。時代背景の解説もとても参考になった。昔読んだ接続された女も逆行の夏もしっかり覚えていた。

七たび戒めん~はひろいもの。解説がなかったらオチがわからなかったけど、他の作品も読んでみたい。

読んだ本:象られた力 kaleidscape

表題作の背景設定がすごい。「かたち」と「ちから」なんていくらでもありそうな設定なのに、ちゃんと世界観まで書けていて登場人物も存在感十分。オチはイマイチか。続編考えてるのかも。

小品だけど、デュオもすき。