読んだ本:どーなつ
初めて読んだ北野勇作作品。やわらかくて曖昧な文章で思考を誘導される感覚(ねじ伏せられる感じはない)がいいかも。
過去も未来も現実も夢も関係ない、とにかく自分は居るんだと感じるのだけど、それは特に声だかに主張したいことでもなく、周囲がどうなろうと日々の忙しさのなかをなんとか乗り越える生活。ある意味地獄のようだけど、実際そんな生活だし。
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小説を読んでいたら、知り合いが招待券をくれたので。。。。
タダで観といてなんですが、、、つまらん。
いや、つまらん以前の問題。
きっと。森田監督のやっつけ仕事だ。
豊川悦司がニヤニヤ笑いの変なおじさんだ。原作のお父さんを、「熱い議論を吹っかけながらも、心のどこかが醒めて達観しているお父さん」と読んだのか。別に原作通りの性格じゃなくてもいいけど、ぜんぜ魅力を感じないよ。
おかあさんだって奇麗なだけでどういう人となりなのか全然わからん。薄っぺらい。
沖縄の画だってちっとも奇麗に撮れてないし。
表題作や「審判の日」はジュブナイルっぽくて好きになれないけど、「夜の顔」や「屋上にいるもの」は、現実と非現実の対比が面白かった。特に夜の顔は一切の論理を受け付けない存在を、山本弘氏が書いているのが、また。巻末の解説に、筆者は夜の顔として竹中直人をイメージしているとのこと。読んでて私がイメージした顔と同じでした。
東大のてっぺんで電波が聞こえちゃうくらいの思い込み・信念に何となく憧れるので、好きな話ではある。お父さんもかっこよく書いてるし。
もう少し読んでる人が元気になれる盛り上げ方をしてくれるともっといいような。あと、結局、話の中で誰もテンカイしないのは、もちろん作者の演出なんだろうけど、テンカイしても「かっこいいお父さん」「時代遅れでない話」になってたら、もっと良かったのではないかと。
最後の逃避や、反骨精神の美化が、鼻につく人は否定的だろうなぁ。
たまたま映画のチケットをもらった。観に行かなくちゃ。
前半はコミック・アニメの中の世界征服を紹介する内容だけど、途中から、主に経済面で世界征服が割に合わないことの解説になり、最後は世界征服が今の社会構造に合わないという文化論を主張。
筆者が言いたいことだけを書くなら、もっとコンパクトにちょっとしたコラムにまとめられるくらいの内容かと。途中で長々と説明することの言い訳とも取れることが書いてあったので、確信犯かと。
でも、軽い読み物として面白かったかなと思います。読みやすい文だったし。
あいどるの方が面白かったし、新たな人類の誕生による変化には触れてない(逃げたか)ところが不満だけど、例によってこのノリが好きなので。楽しめました。
レイニーは、落ちぶれ方も含めて好きなキャラ。彼の特殊能力をなんとか説明できないものか。
プランクゼロを読んだのはもう一年以上前だ。
原書では1つの作品だったのを2つに分けたらしいけど、
確かに読後の感じがプランクゼロとおんなじ。
お話は面白いのに、登場人物に感情移入できないんだよお。
大河ドラマの面白さって、壮大な背景と対比される小さな「個」ではないかと。
共感しなくてもいい「個」なんだったら、
イーガンのワンの絨毯の方がぶっとんでて面白い。
ただし、第七部というかアーワルの話は良かったです。
故郷を捨てないと生きられない前半が特に。
恩師とお酒を呑むシーンが楽しそうで素敵だとか、佐藤オリエが某女優に似ているとか、いろいろ思うところはあるのだけどれど、それより何より、寅さんて38歳かよ。
今のおれと大して変わんないじゃん。ショック!
読売新聞や、日経エレクトロニクスなんかで取り上げられているけど、エレベータ事故の原因が電磁波というか、電磁ノイズじゃないかという説。
警察がちっとも情報を公開しないもんだから、住民の要望で港区が独自におこなった事故隣接機の調査・実験でもちあがった話。
これまでに聞いた説は3つ。
倍賞千恵子はこんなにきれいな人だったのか。同世代だったら絶対夢中になってたよ。すばらしい。
ホロッっとさせるお話の運びはありがち(当時はちがったのかも)なのに、全く飽きずに見せてて、しかも「観ててイタイ」寅次郎に感情移入させられるのは映画がうまいからなんだろうなぁと。エラそうな言い方だけど丁寧につくった映画なのかと。面白かった。続きを見なきゃ。
「あいどる」の後で読んだので、オープニングの ノリの悪さ 雰囲気で読ませる手法を、ちょっとじれったく感じたけど。すごい。止まらなくなったらホントに止まらない。会社の帰りにバーで呑みながら読んでたら止まらなくなってしまって、電車無くなっちゃたよ。
船内生活の描写は、ヒーローの強さと残り49人の弱さが極端すぎるけど、これくらいやってくれたから、魅かれたと思う。ハリウッド映画っつーか、エンターテイメントってやつか。
最後に乗り越える困難の描写について、自分の宇宙に関する知識・イメージと違っていて、どうなんだろうと思ったけど、解説にどういう宇宙を描いていたのかが書いてあって、勉強になった。
なんでこれが面白いのかと聞かれると、実際困る。
お話の「ノリ」に「乗れる」んだもの。
舞台が日本の話なんだけど、よくある気持ち悪い日本の描写にへこむこともなく、
楽しめる。
巻末の東浩紀の解説では、90年代の日本をベースに創造された「最先端日本」が興味深いと言ってるよう(トマソンということか)だけど、たぶんそうじゃない。日本みたいなのにどこでもない場所が、欧米文化に占領されない未来を感じさせているのだと思うです。
なんにしても、この「ノリ」と「気持ちよさ」だけで十分楽しめる。
正彦みたいなホントのオタクは、blogでこんな馬鹿げた評論をしてないで、もっと狭くもっと深く世の中を見るから、グローバリズムなんて偏った考えより、どれだけ自分が楽しめるか(脳ミソふっとばしてくれるか)が重要なはず。
正直言って好きではないかなぁ。
地球人2人のストーリーはちょっと良かったけど、新共和国軍をそんなに詳細に描く必要があったんだろうか。
タイトルの「シンギュラリティ」については、後半に説明があるけど、Wikipediaで調べると、本の内容の直接の解説みたいでおもしろい。
面白いお話なのになぜか乗れなかったニュートンズウェイクも、この考え方が背景にあるんだな。きっと。シンギュラリティ、階級闘争、ラッダイト。。。。
そういえば2作ともイギリスの作家が書いてますね。
VARDIAおすすめサービスの夏休み特集。
クリップ映像はホラーもの「アンバランス」の告知映像。
映像が(ちゃちなんだけど)今どきのテレビぢゃやらないような生々しさでよい。
若い花柳 幻舟はそれだけで十分怖い。
プレゼント企画が3つ。これはまぁ、好きな人にはよいのでしょう。
アンケート企画は、夏休みとの関連が不明だけど、企画としては面白いのではないでしょうか。
リビング、テレビ、リモコンで、どこまでできるかにチャレンジしてほしい。
初めてphpで書いた。
構文は素直(というかC)で分かりやすいけど、関数内でグローバル変数がスコープ外になる。びっくり。びっくり。
関数内でglobalを使うとグローバル変数にアクセス可能になる。
学生の時に読んだMINIX本で、タンネンバウムおじさんがprivateとかpublicをdefineして、Cのスコープを批判してたのを思い出しました。
もともとこのゲームがやりたくてwiiを買ったんです。amazonで予約してたのが、発売当日に届きました。
プレイしてみて。
先に映画を観ていたからか、訳がいいからなのか、読みやすい本でした。 聖杯にまつわる秘密は、テレビや色んな本で聞きかじっていたけど、 キリスト教の異端もしくは異教の描写は楽しめた。 昔読んだアルケミストで感じた不可解な雰囲気が、少しわかったような気がする。
情報盛りだくさんで、エンターテイメントで、とても楽しめたけど、 「後に何も残らない」の典型かな。映画もそうだったけど。
ただ映画は、基本原作に忠実なまま、大量の情報をうまくパッケージしてあったんだな。改めて思いました。
うーん。悪くないとは思うんだけど。
べたべた過ぎないか?
クロとシロの関係は、そんなに単純だったのか?
原作の読みすぎで、思い入れが強すぎたのかもしれないけど、
信頼だけじゃなくて、依存とか嫉妬もあるはず。
イタチとの対話はもっといろんなものを乗り越える場面だったはず。
でも、絵はすごいなぁ。
いけてた。かっこいい。
全体的に嫌いじゃないんだけど、なんだか乗れなかった。
設定メモ。
VMware上にVine4.1を入れてfvwm2にしたら、
仮想スクリーン切替時の、マウスの位置がおかしいぃ。
スクリーンが切り替わってもマウスカーソルの場所が変化しない。
例えば、右のスクリーンに移動すると、マウスカーソルは左端に行って欲しいのだけど、
右端のままなので、どんどん右のスクリーンに移動してしまいう。
あと、ホイールを回してもスクロールしないのは、我慢できるとしても、
.fvwm2rcにかいた、キーボードでマウスカーソルを移動するキーバインドも効かない。
これじゃfvwmにする意味がないので、試行錯誤。
xorg.confで、マウスのdriverを、vmmouseからmouseに変更して、Protocolをps/2からIMPS/2に変更。
Section "InputDevice"
Identifier "Mouse0"
Driver "mouse"
Option "Protocol" "IMPS/2"
Option "Device" "/dev/input/mice"
Option "ZAxisMapping" "4 5"
Option "Emulate3Buttons" "yes"
EndSection
変な盛り上がりで人気があったので、何となく観なかった天の邪鬼。
ほとぼりも冷めたので、Tutayaでレンタル。
原作を読んだ知り合いは、原作の世界観を表現しきれていないと酷評してたけど、 盛りだくさんの内容をコンパクトにまとめていて、それなりに楽しめた。 ちょいデブのトムハンクスも、それらしく見えたし。
でも、明らかに本で読んだ方がよさそうな話ではある。
ということで、読み始めましたよ。上巻。
Kさんがすすめるので、なんとなく観たけど、
さてはライディーンなんだな。これは。
確かにおもしろかった。
Kさんに私のツボがばれているのは間違いない。
WOWOWでやっているリメイクよりずっといい。
学生の時に観たら夢中になってたなきっと。
広げた話を回収しきれていない様な気もするけど。
映画版→TV版→映画版の順番で観るのがおすすめ。
amazonさんが、しつこくリコメンドするので、読んでみました。
これは、あれだな。 日本人が書いたソラリスなんだな。きっと。
身体性の表現とか、最後に明確なオチをつけちゃうところとか、
とても日本的かと。
すべてが14,15章への伏線なんだね。
迂闊にも電車の中で14章に突入してしまって、、
駅のベンチで最後まで読むことになってしまったよ。
作者の思うつぼだな。 面白かったので許す。
作者のサイン入りの第1巻をもらったので、6巻まで買ってしまいました。
マンガの大人買いは初めて。
ただ、、、これはいまいち。
アニメはおもしろかったのに。
男の子の成長譚では全くないし、
世界も歪んでいない。
なんというか、矛盾が無さ過ぎてドラマになっていない。
これは受け入れられません。
「東芝RD-A600開発者 片岡秀夫氏に聞く~「RD-A600」は勝負機 HD DVDで録画文化を断固として守る!」
随分大仰なタイトルですね。
Odinというのが北欧神話だとしたら、
機能追加するであろう秋・冬モデルの名前は、Odin以上の神様になるのかな。
銀河英雄伝説の方が受けは良さそうだけど。
投稿 tetsu - 5:28
む。面白い。
SF的なワクワク感はないんだけど、
こういう話が好きなんでしょ。と言い当てられたみたいでちょっと悔しい。
あぁ好きだとも。面白かった。
ラストはどうなんだろう。でも、オチを楽しむ話でもないので問題なし。
ルーディラッカーがソフトウェアで、
「意志も電気信号なので、
自分の考えや感情が記録された文章を後世の人が読んだ時に、
他人の頭の中に自分と同じ回路・信号が再構成されるのなら、
それは比喩でなく、自分が甦り、生きていることになる」
みたいなことを書いていて、とても感銘を受けたけど、
主体となる自分がない場合は、この幻の詩になるのかも。
プログラムコードも思考や意志の表現だから、
実行結果でなくコード自身によって、自分を表現できるはず。
文才があれば、いつかそんな話をかいてみたい。
というのが読後の感想。
父の日なのでbiccameraまでサイクリング
投稿 tetsu - 22:31
ナイトウォッチ
マトリクスとハイランダーを足して2で割って、
特撮とカンフーを削って、バンパイアをふりかけた映画を、
ロシアロケしたような感じで。。。。しまった面白かった。
次回作もみたい。
ショーン・コネリー、『インディ・ジョーンズ』への出演はないと正式発表 - シネマトゥデイ
ショーンコネリーって引退してたのか。
かっこいい爺さんランキングの最上位だったんだが。
#レッドフォードは若い時の方がハンサムなので除外。
タランティーノが来た!『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』会見にマスコミ殺到!- シネマトゥデイ
三池監督やくざにしか見えない。
ヤッターマン実写って噂は本当なのか?
RD-A600/300
6月末発売。
「ニュートンズ・ウェイク」 ケン・マクラウド
お話も、設定(特に登場人物の設定)も面白い。
面白いのだけど、なぜか読んでてわくわくしない。
何が足りないのかよくわからないけど。
トラックバックとかblogっぽい機能を試してみたくて、適当な記事を探して人のblogをいくつか読んでいたら、シンドラー日本法人社長の献花を断ったのは行きすぎじゃないかという意見があった(シンドラーエレベーター事故に思う)。基本的には私も同じ考えだけど、あまり報道が取り上げていないバックグラウンドもあるので、とりあえず書き込み。
# で、trackback-pingてのはどうしたらいいんだろう?
・献花を断ったのは、遺族ではなく他の住人です。遺族の意思という主張でしたが。
・事故の原因や責任がどこにあるのという話を別にすると、事故後のシンドラーのシンドラーの対応はとてもまずく、遺族や住人の神経をひどく逆なでするものでした。
・現在も、港区から事故機のソフトウェア提供要請に対して、「提供した情報をシンドラーに対する損害賠償に使わない」、「調査結果を公表する前に、その内容の修正権を認める」といった条件を要求しており、調査(警察の捜査とは別)は進んでいません。
・そんなこんなで、シンドラーの献花を断るのは「心情的には」理解できます。
・私が気に入らないのは、マスコミが「海外メーカーは裁判で不利になるような発言や行動をしない。グローバル企業はこういうもの。」といった感じの論調で報道していることです。被害に合った人(遺族だけではない)からすると「達観して諦めろ」と言っているように聞こえます。
保守員はエレベータの異常に気がついていたという証言もあるみたいだし、
SECを立件するのは当然だと思うけど、公社とシンドラーの責任は?
気になること、、